COLUMN
<第33号>

企業を活性化させ、儲かる会社づくりを

1、PM理論との出会い
  昭和48年に三隅二不二博士の提唱されている、リーダーシップPM理論を知り大変感銘を受けました。それは、原因変数としてのリーダーシップと媒介変数である企業の業績向上等との関係が実証的に検証されているからです。
2、企業活性化の成功事例

  昭和50年から、当時勤務しておりました天野製薬(株)にPM式リーダーシップ・トレーニングを導入いたしました。10年間に亘りトレーニングを継続いたしました結果、
導入前に比べて、売り上げが4倍強・経常利益が20%を超えるまでの業績を上げることが出来ました。また(株)アマノは、アマノドラッグ、カメラのアマノ等を経営する小売業ですが、5年間で導入前に比べて、経常利益が約2倍になりました。
 このように、現在までに十数社の企業・病院を活性化させた経験をもっております。

3、リーダーシップPM理論とは

 リーダーシップPM理論は、リーダーシップを全国基準値で4類型に分けています。

☆ラージPMタイプ P・M行動共に全国基準値を上回っているリーダー。
☆Mタイプ M行動は全国基準値を上回っていますが、P行動は全国基準値を下回っているリーダー。
☆Pタイプ P行動は全国基準値を上回っていますが、M行動は全国基準値を下回っているリーダー。
☆スモールpmタイプ P・M行動ともに全国基準値を下回っているリーダー。

 リーダーのタイプは、部下評価で決めるのがPM理論の特徴です。
 結果変数(効果性)である、業績向上・生産性向上・労災事故の減少・交通事故の減少・定着性の向上等との関係は、長期的にみた場合、第一位がラージPMタイプ、第二位がMタイプ、第三位がPタイプ、第四位がスモールpmタイプとなります。
 リーダーシップPM理論のもう一つの特徴は、職位・業種によってリーダーシップ行動が異なることに注目していることです。例えば係長のリーダーシップ行動と部長のリーダーシップ行動が違うと云うことです。現在20種類の測定項目をもっています。職位・業種にあった測定項目を選ぶことができます。

4、リーダーシップ・トレーニング

  リーダーシップ・トレーニングは、基礎コース 2日間・PMサーペイ・フォローアップコース 1日間で構成されています。組織の活性化を急ぐ場合は、半年に1回(年に2回)実施すると効果的です。リーダーの55%が部下評価でラージPMタイプと認知されますと、劇的に組織の活性化が起こります。
会社を活性化させ、儲かる会社づくりの為に、リーダーシップ開発研修を検討してみてはいかがでしょうか。

 

専門家プロフィール
高岡 章一

【プロフィール】

【 得意専門分野】
管理・監督者のリーダーシップ開発の指導、PM理論・MG・目標管理で企業の活性化の指導

【株式会社 人間科学研究所】
〒451-0043 名古屋市西区新道1−12−32 サーパス浅間町904
TEL 052-586-9133 FAX 052-586-5113


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